KCS

代表挨拶

「未来を創り上げる人たちが、今、できること」

  現在の日本経済は、デフレ状況がだんだんと緩和され、良好な状況に達しつつあるように見受けられます。この背景には、安倍政権が掲げる「三本の矢」政策によってデフレ脱却・経済再生と財政健全化の双方を進めていく下で、企業収益の改善が雇用・所得環境の改善に結び付き、さらに消費や投資の拡大に結び付いているという経済の好循環があります。
  また新たに、アベノミクス第2段階となる「強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新三本の矢」が発表されました。新三本の矢に掲げられている名目GDP600兆円、出生率1.8、介護離職ゼロという意欲的な目標数値に向け、今後第1歩を踏み出していくこととなります。
 その一方で、労働生産年齢人口の減少、財政赤字の累積による債務残高の上昇、高齢化等の加速に伴う社会保障費の増大、震災などの災害による復興支援など、解決すべき問題が山積みとなっているように、日本の先行きは明るいばかりではないように思われます。
 今年6月、参議院選挙において選挙権年齢の引下げが施行され、18歳から投票に参加できるようになりました。これにより、より多くの若者の意見が政府に届き、政治制度へ影響を与えられる地盤が作られました。
 今こそ、未来の日本を創り上げ支えていく者として、日本が直面している現状としっかりと向き合い、考え抜くことが私達若者に求められているのではないでしょうか。現行の政策が政治家や官僚などによって立案・提言されているがゆえに、私達が新たな政策について考える機会はあまりないように思います。しかし、政策とは過去、現在、未来における万人のためにあるべきものであり、学生が政策を立案し提言することは、よりよい社会の実現への大事な架け橋であると考えます。この営みを支援し、その成果物を社会へ発信していくことが、私達ISFJ日本政策学生会議の存在意義です。
 昨年度は、日本全国から25大学54研究会650名の方々に参加して頂きました。提出された政策論文数は130本となり、その規模は年々大きくなってきています。このことから、少しずつではありますが、次世代を担う若者が日本の政策について議論するという動きが確かに広がってきていることがうかがえます。日本の未来を真剣に見つめる学生がいること、そしてその動きが確実に広がりつつあることを多くの方々に知って頂き、関心を持って頂きたい。運営委員はこのような想いを持って活動しております。

 ISFJは今年で21年目を迎えます。ここまでこの団体が続いているのも、参加研究会の皆さま方、全国の大学の先生方、省庁の方々、シンクタンクの方々、そして協力してくださっている企業の方々のおかげであります。支えてくださっている多くの関係者の方々に感謝の気持ちを抱きつつ、今年度も私達は社会に対して新たな影響を与えるべく、精進して参ります。


協賛・後援

  • 経済産業省

    経済産業省

  • 松下政経塾

    公益財団法人松下政経塾

  • 東京財団

    公益財団法人東京財団

  • 極東証券

    極東証券株式会社

  • Panasonic

    パナソニック株式会社

  • KCS

    株式会社 ケー・シー・エス